沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)

ご由緒
鞆祇園宮(ともぎおんぐう)とも称される。社伝では今から1,800年以上前、神功皇后が西国へ御下向の際、当地に御寄泊になり、この地に社の無いことを知りまず斎場を設け、この浦の海中より涌出た霊石を神璽として、綿津見命を祀り、海上交通の安全をお祈りになられたのが、当社の起源とされる。さらに、御還幸の際、再びこの浦にお寄りになり、綿津見神の大前に稜威の高鞆(いづのたかとも:弓を射る時に使った武具の一種)を納め、お礼をされたところから、この地が鞆と呼ばれるようになった。須佐之男命は、鞆祇園宮と称され、元は鞆町内の関町に鎮座していたが、慶長四年の火災で焼失し、草谷(現在地)に遷座の後、明治九年綿津見神を合祀し、相殿として奉斎されている。 なお、この祇園宮の創建については不詳。
住所
720-0202
広島県福山市鞆町後地1225
御祭神
大綿津見命(おおわたつみのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)
電話番号
084-982-2050
営業時間
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標高
18m
社格
式内社・国幣小社・別表神社
系列
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公式ページ