安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)

ご由緒
天智天皇の御代(661年~672年)に藤原鎌足が創建した藤原氏の寺に始まる。崇徳上皇は、当寺の藤を愛で、堂塔を修造して寵妃烏丸殿を住ませるが、讃岐国に流刑とされ、かの地で崩御されてしまう。寵妃烏丸殿は、その後も住み続け、崇徳天皇を祀り続けたという。その後、治承元年(1177年)、大円法師が御堂に参篭したところ崇徳帝が現れたため、後白河法王の詔により光明院観勝寺を創建したという。そして、元禄8年(1695年)に、 蓮華光院が当地に移建された時に、その鎮守として崇徳天皇に加えて、讃岐金刀比羅宮より勧請した大物主神と、源頼政を祀り、現在の形となった。その後、明治の神仏分離令によって、神社となり、現在の名称となった。
住所
605-0823
京都府京都市東山区東町大路松原上る下弁天町70
御祭神
崇徳天皇(すとくてんのう)、大物主神(おおものぬしのかみ)、源頼政(みなもとのよりまさ)
電話番号
075-561-5127
営業時間
-
標高
44m
社格
郷社
系列
金刀比羅神社
公式ページ