離宮八幡宮(りきゅうはちまんぐう)

ご由緒
貞観元年(859年)に清和天皇が、神託により国家安泰のため宇佐神宮から分霊し平安京の守護神として奉安することとし、その時に九州に使わされた大安寺の僧行教が帰途山崎の津(当時の淀川水運の拠点港)で神降山に霊光を見、その地より石清水の湧いたのを帰京後天皇に奏上したところ、国家鎮護のため清和天皇の勅命により「石清水八幡宮」が建立された。その後、嵯峨天皇の離宮「河陽(かや)離宮」跡であったので社名を離宮八幡宮とした。また、貞観年間に神官が神示を受けて「長木」を発明し荏胡麻(えごま)油の製造が始まったことから、日本における製油発祥地とされる。その後「大山崎油座」の制度で荏胡麻油の販売権を独占して、多くの兵火に焼かれながらも江戸時代まで栄えた。
住所
618-0071
京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21-1
御祭神
応神天皇(おおじんてんのう)、酒解大神(さかとけのおおかみ)、比売三神(ひめさんしん)
電話番号
075-956-0218
営業時間
-
標高
20m
社格
府社
系列
八幡宮
公式ページ