大笹原神社(おおささはらじんじゃ)

ご由緒
寛和2年(986年)の創建とされるが、現在の建物は応永21年(1414)岩倉城主馬淵定信の再建。本殿に向かって左の建物は重文、春日造りの篠原神社で「餅の宮」とも呼ばれ鏡餅の神が祭られている。鏡餅発生の地といわれるこのあたりは全国でも名高い篠原餅の産地で、平安時代より栄えた宿駅「篠原」では東山道(のちの中山道)を行きかう旅人の腹をモチ続け保存食またお土産品として販売しこの辺一帯が餅の名物となった。本殿右の池は寄倍(よるべ)の池と呼ばれ、池というより水深が深い底なし沼であり、その昔、水不足から神輿を二基沈めて祈願したところ、いかなる日照り続きであろうとも涸れることなくたえず満水になっているといい伝えられている。
住所
520-2313
滋賀県野洲市大篠原2375
御祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめ)、八柱御子神、宇多天皇、敦實親王(あつみしんのう)、佐々木高綱公
電話番号
077-587-1647
営業時間
-
標高
118m
社格
郷社
系列
-