若宮八幡宮(川崎市)(わかみやはちまんぐう)

ご由緒
東京都大田区には、八幡塚六郷神社という神社がありこちらは、源頼朝の鎌倉攻略時、この地に陣を張り勝利した事から鎌倉鶴岡八幡宮よりご分霊を勧請したことに始まったという。そして、当地をはさみ流れる多摩川は、暴れ川であり、当地に住む人はまだ少なかったが、非常に肥えた土地ということもあり、六郷の人々は川を渡り農地として、当地に入植し始め、田畑を耕した。そして、大治3年(1128年)に、川崎大師平間寺が建立され、門前町の形成が始まるにつれ、次第に六郷村より移り住む人も増えてきた事から、六郷の八幡神社よりご分霊を勧請し、当社が創建されたという。そして、その際、応神天皇を祭神とする八幡神社から分けられた事から、祭神を子の仁徳天皇とし、若宮神社とされたという。また、これには仁徳天皇が干拓事業の守護神として、崇敬を集めた事から、暴れ川である多摩川の開拓に苦労した民衆の願いも込められているという。
住所
210-0802
神奈川県川崎市川崎区大師駅前2ー13ー16
御祭神
仁徳天皇(にんとくてんのう)
電話番号
044-222-3206
営業時間
-
標高
2m
社格
-
系列
八幡宮