水天宮 (東京都中央区)
- ご由緒
- 平清盛の孫にあたる安徳天皇は、源氏に追われ都から西方へ逃がれるものの、壇ノ浦(山口県下関市)の合戦にて、源氏の軍船に取り囲まれ、祖母二位の尼の胸に抱かれたまま、母の建礼門院と共に入水し果てる(享年8歳)。その後、生き延びた官女、按察使局(あぜちのつぼね)は、九州は筑後川に辿り着き、二位の尼のお告げにより、川のほとりに小さな祠を建て、安徳天皇とその一族の霊を慰める日々を送った。これが水天宮の起源と伝えられる。江戸時代になると、参勤交代により、その領主を離れる藩主たちが、その間の参拝出来ないことから、第九代頼徳公によって、水天宮を久留米から分霊をして、江戸屋敷内(現在の港区)に祀ったことから、東京水天宮が始まったとされる(文政元年)。
- 住所
-
〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町二丁目4番1号
- 御祭神
- 天御中主大神 (あめのみなかぬしのおおかみ)、安徳天皇 (あんとくてんのう)、建礼門院 (けんれいもんいん)、二位の尼 (にいのあま)
- 電話番号
- 03-3666-7195
- 営業時間
- 開場時間:8:00-17:00
- 標高
- 2m
- 社格
- 無格社
- 系列
- 水天宮
- 公式ページ
- >>公式ページ