綾部八幡神社(あやべはちまんじんじゃ)

ご由緒
文治5年(1189年)7月右大将源頼朝公奥州藤原泰衛を征伐の際、当綾部の庄の地頭綾部四郎太夫通俊、弟加世新太郎通宗等は手勢を率いて従軍した。そのおり、鎌倉の鶴岡八幡宮に参詣して祈念をこめたが、その神霊の加護により忠勇群を抜き、公帰陣の後、其の恩賞として綾部庄五百町歩と、たとい子孫中罪科を犯しても三度までは寛免するの奏書を賜り肥前第一の御家人となった。通俊は元久2年(1205年)鶴岡八幡の分霊を勧請して社領百町歩を寄進し東肥前の鎮護の神として大いに尊崇した。 また、平安朝村上天皇大暦5年夏綾部郡風水害の折り、隆信沙門という傑僧が九千部山頂に於いて風神に祈念し法華経九千部を読誦して殉じたと言う。よってその徳をしのび九千部山の風神二柱を合祀したのである。
住所
849-0101
佐賀県三養基郡みやき町大字原古賀2338
御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、住吉大神(すみよしのおおかみ)、武内宿祢(たけうちのすくね)、風神二柱
電話番号
0942-94-4159
営業時間
-
標高
59m
社格
郷社
系列
八幡宮