土器山八天神社(かわらけやまはちてんじんじゃ)

ご由緒
土器山(八天山)は、巨岩怪石が多く上古より山岳信仰の霊山で、山全体を御神体、上宮の巨石を磐境とし、附近一帯は聖なる禁足地であった。仏教公伝後、神仏習合により、中宮菩提寺が創建され、更に平安末期丹波国愛宕山より、火伏の神である軻遇突智神を勧請。以来、修験霊場として聞こえ「天狗の棲む山」と畏敬された。戦国期には、菊地氏、江上氏、神代氏、などの崇敬を集め、藩政時代は、宝光坊が一山を統べていたが、明治初頭の神仏分離、修験道廃止令に依り、神職に転向、現在の八天神社となった。参詣者は県内は勿論、県外にも多く、立願や祈祷のため、土器を上宮御神体岩の元に納める風習は有名である。又、当社の御神符は、驚風邪(おこり)に卓効ありと伝えられている。
住所
842-0001
佐賀県神埼市神崎町城原3672
御祭神
火結神(ほむすびのかみ)
電話番号
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営業時間
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標高
46m
社格
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系列
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