硯井天満宮(すずりいてんまんぐう)

ご由緒
菅原道真公が大宰府へ船で向かう途中、現・玉野市八浜町付近に上陸した際、干潮時の海岸の砂浜の窪みから水が噴出しているのを見つけ飲むと、不思議なことに塩気の無い清水であったという。これを「神の恵み」と感謝した道真公は手を打って拝ぶと窪みから新たに水が湧き出し、その後も手を打つたびに水が湧き、しかも湧き出す水には金の砂が混じっていたという。そこで道真公はその水を硯に移し、一首の歌を詠み里人に与えたという。「海ならずたたえる水の底までも清き心を月ぞ照らさん」その後、歌詠人が道真であったことを知り、水の湧いた場所に井戸と鳥居を建て近くの山に天神社を祀ったのが始まりとされる。
住所
706-0224
岡山県玉野市八浜町大崎天神169-1
御祭神
菅原道真(すがわらのみちざね)
電話番号
0863-32-5577
営業時間
-
標高
8m
社格
-
系列
天満宮