売布神社 (松江市)
- ご由緒
- 遠く神代において祭神である櫛八玉神が潮の流れの中にあるとされる速秋津比賣神を生命の祖神として祀ったことに始まり、後に植樹の神とされる相殿の3神をあわせ祀られたと伝わる。社名の「めふ」とは海藻や草木の豊かに生えることを意味する。当社の元の鎮座地は,古代の意宇の入海(今の宍道湖)の西部湖岸と考えられ,潮の流れや地形の変動に伴い遷座され、岩崎鼻(袖師ヶ浦)に鎮座した時代もあり,潟地が拡がって白潟の地が形成されて現在地に遷座されたのが13世頃と考えられ,水郷「松江」の産土神として鎮座した。また中世には港町「白潟」の宮座の権利として神田や漁業権を保有していた歴史がある。
- 住所
-
〒690-0005
島根県松江市和多見町81
- 御祭神
- 速秋津姫命(はやあきつひめのみこと) 相殿:五十猛命(いそたけるのみこと)、大屋津姫命(おおやつひめのみこと)、抓津姫命(つまつひめのみこと)
- 電話番号
- 0852-21-4972
- 営業時間
- -
- 標高
- 4m
- 社格
- 延喜式内社・県社
- 系列
- 出雲國神仏霊場6番