美瑛神社(びえいじんじゃ)

ご由緒
(パンフレットより) 美瑛町の由来はアイヌ語(ピイエ)で油の流れる川の意味を言う。 明治二十九年和歌山県東牟婁郡旧太田村(現在の那智勝浦町)より「田仲儀太郎氏」が団長となり、 市街地(現在の北町・大町・扇町)に入植、往時の美瑛原野は「ヤチダモ・アカダモ等」の大森林に、 ススキ・カヤが生い茂る湿地帯、開墾には大変な困難を極めたと言う、 特に温暖の地よりの入植者達は、冬の寒さには言葉に絶する苦労をされ、 多くの先達者の礎の上に、今日の豊かな美しい丘のまち美瑛があることは後世に伝えたい。 美瑛神社は、明治三十年郷里に戻った「木下四郎氏」が和歌山県那智勝浦町 「熊野夫須美神社」(現在熊野那智大社)より御分霊を拝戴、 九月十日「楢の大木」に仮の社殿を建て入植者一同にて祀ったのが創祀である。 美瑛神社は町の発展と共に不思議と移築の歴史を持ち「原野・丸山・憩ヶ森・西町」にと移り、 平成七年十月には「農道整備事業」で現在地に移築、荘厳な木造社殿が新造造営され浄暗の中、 遷座祭が厳粛に執行された。 翌平成八年御創祀百年を迎え「百年記念事業奉賛会」を設立、 「神輿殿・社号標・玉垣・鳥居・境内整備等」事業を行い、 多くの町民氏子・崇敬者の方々の御協賛により計画事業を完遂した。
住所
071-0213
北海道上川郡美瑛町東町4丁目1−1‎
御祭神
天照大神、伊邪奈岐神、伊邪奈美神、家都御子神、大國主神
電話番号
0166-92-1891
営業時間
-
標高
245m
社格
村社
系列
熊野那智大社