出石神社(いずしじんじゃ)

ご由緒
日本書記には、「(新羅の王子である)『天日槍』は垂仁天皇の御代に日本に聖王がいると聞いて、播磨国にやってきた。その時持っていた『八種の神宝』を奉じたので、天皇から好きなところに住むことを許され、宇治川を遡って近江国に入り、その後若狭国を巡り、但馬国に至り『出石』に居所を決めた」と記されている。当時の出石一帯は泥海であったが、天日槍は岩山を切り開いて濁流を日本海に流し土地を豊かに造り変え、さらに鉄の文化を伝えることで殖産の興業に力を注いだと伝えられている。創立年代は不詳。社伝によれば、奈良時代に谿羽道主命と多遅麻比那良岐が「天日槍命」を祀ったことに始まると伝えられている。「八種神宝」は「八前大神」として天日槍命とともにお祀りされている。
住所
668-0204
兵庫県豊岡市出石町宮内99
御祭神
天日槍命(あめのひぼこのみこと)、出石八前大神(いずしやまえのおおかみ)
電話番号
0796-52-2440
営業時間
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標高
10m
社格
式内社(名神大)、但馬国一宮、国幣中社、別表神社
系列
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