廣田神社(西宮市)(ひろたじんじゃ)

ご由緒
神功皇后が三韓征伐に出発する際、天照大神から、和魂が天皇の身を守り、荒魂が先鋒として船を導くだろうとの神託を受けた。しかし、皇后の留守の間に忍熊王が神功皇后とお腹の皇子(後の応神天皇)の命を狙おうと、明石で待ち伏せする。戦いを終え、その帰途、待ち伏せの事実を知った神功皇后は、紀淡海峡に迂回して難波の港を目指すが、難波の港が目の前という所で、船が海中でぐるぐる回って進めなくなってしまう。。そこで兵庫の港に向かい、神意をうかがうと、天照大神から、「荒魂を皇居の近くに置くのではなく、広田国に置くよう」託宣を受け、当社を創建されたという。そして、生田神社・長田神社・住吉大社に祀られる神からも託宣があり、それぞれの神社を祀ると、船は軽やかに動き出し、忍熊王を退治することができたと言われる。
住所
662-0867
兵庫県西宮市大社町7番7号
御祭神
天照大神荒魂(あなてらすおおかみのあらだま) 脇殿:住吉大神(すみよしおおかみ)、八幡大神(はちまんおかみ)、建御名方命(たけみなかたのみこと)、高御産巣日神 (たかみむすびのかみ)
電話番号
0798-74-3489
営業時間
ご祈祷受付 9:00~15:00
標高
26m
社格
式内大社(名神大)・二十二社・旧官幣大社・別表神社
系列
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公式ページ