北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)

ご由緒
社伝によれば、景行天皇40年(110年)、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方遠征の折に富士山を遥拝し、「富士には北側より登拝するのが良い」として、祠と鳥居を建てたのに始まるとされる。また垂仁天皇の代に、富士山の大噴火を恐れる人々の心を静めるために勅令をもって火山鎮護の神、木花開耶姫を祀ったとする説もあるが、現時点では、延暦7年(788年)、甲斐守紀豊庭が現在地に社殿を造営したことに始まるされる。元和元年(1615年)、谷村城主鳥居土佐守成次が現在の本殿を建立、貞享5年(1688年)に社殿が造修される。一時荒廃していたが、享保年間になり、富士講の行者であった村上光清が私財をなげうって再興し、以後、富士信仰、特に富士講の参詣者を集める。
住所
403-0005
山梨県富士吉田市上吉田5558
御祭神
木花開耶姫命(このはなさくやびめ)、彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと )、大山祇神(おおやまづみのかみ)
電話番号
0555-22-0221
営業時間
8:30~17:00
標高
866m
社格
県社・別表神社
系列
浅間神社