香椎宮(かしいぐう)

ご由緒
社伝では仲哀天皇9年(200年)、熊襲征伐の途中橿日宮(かしひのみや、記は訶志比宮)で仲哀天皇が急逝したため、神功皇后がその地に祠を建て天皇の神霊を祀ったのが起源とされる。723年(養老7年)、神功皇后自身の御神託により朝廷が社殿の造営を始め、724年(神亀元年)に竣工された。この2つの廟をもって香椎廟とする。古くから朝廷の崇敬厚く祈願・奉幣等は宇佐神宮に次ぐ扱いを受け、伊勢神宮、気比神宮、石清水八幡宮と共に「本朝四所」と称された。武家からも尊崇を集め、室町将軍足利義政、1587年(天正15年)に小早川隆景、福岡藩主の黒田家の造営、修築が伝えられる。明治時代に官幣大社となる。終戦までは勅祭社に指定され、現在でも十年に一度吉日を選定し、宮内庁より勅使が遣わされている。
住所
813-0011
福岡県福岡市東区香椎4-16-1
御祭神
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう) 配祀:応神天皇(おうじんてんのう)、住吉大神(すみよしおおかみ)
電話番号
092-681-1001
営業時間
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標高
17m
社格
官幣大社・勅祭社・別表神社
系列
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公式ページ