阿蘇神社(あそじんじゃ)

ご由緒
孝霊天皇9年6月、健磐龍命の子で、初代阿蘇国造に任じられた速瓶玉命(阿蘇都比古命)が、両親を祀ったのに始まると伝えられる。阿蘇神社大宮司を世襲しこの地方の一大勢力となっていた阿蘇氏は、速瓶玉命の子孫と称している。肥後国一宮とされて崇敬を受け、広大な社領を有していたが、豊臣秀吉の九州征伐の際に社領を没収された。その後、改めて天正15年に300町の社地が寄進され、さらに、領主となった加藤清正、肥後藩主として入国した細川氏によって社領の寄進、社殿の造修が行われた。近代社格制度のもと、明治4年(1871年)に国幣中社に列格し、明治23年(1890年)に官幣中社、大正3年(1914年)に官幣大社に昇格した。
住所
869-2612
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
御祭神
一の神殿(左手): 一宮:健磐龍命(たけいわたつのみこと)、三宮:國龍神(くにたつのかみ)、五宮:彦御子神(ひこみこのかみ)、七宮:新彦神(にいひこのかみ)、九宮:若彦神(わかひこのかみ)  二の神殿(右手): 二宮:阿蘇都媛命(あそつひめのみこと)、四宮:比咩御子神(ひめみこのかみ)、六宮:若比咩神(わかひめのかみ)、八宮:新比咩神(にいひめのかみ)、十宮:彌比咩神(やひめのかみ)  諸神殿(最奥): 十一宮:國造速瓶玉神(はやみかたまのかみ)、十ニ宮:金凝神(かなこりのかみ)
電話番号
0967-22-0064
営業時間
-
標高
515m
社格
式内社(名神大)・肥後国一宮・官幣大社・別表神社
系列
阿蘇神社
公式ページ