天久宮(あめくぐう)

ご由緒
創建は成化年間(1465~1487年)。社伝では創建の由緒について、「往古、銘苅村に住む『銘苅の翁子』が、日暮れに、気高い女人が法師を従え下山してくるのに出会った。翁子が法師に、女人が何者なのかを尋ねると、『女人は山上の森に住む者で、名前は分からない』と答えた。翁子が不思議に思っていると、女人は洞窟に入る中途で姿を消してしまった。翁子は驚き、その様子を王の臣下に伝ると、その真偽を正すべく役人が派遣され、役人が洞窟に向って香を供えたところ、香が自然に燃えだした。この出来事とともに『我は熊野権現なり、衆生の利益の為に現はれたり。かの女人は國家の守護神なり、弁財天である』との神託があり、洞窟の外に社殿を造営した。
住所
900-0012
沖縄県那覇市泊3-19-3
御祭神
天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)、天久臣之姫大神(あめくしんのひめおおかみ)、泊龍宮神(はくりゅうぐうのかみ)、弁天負泰彦大神(べんてんふやすひこおおかみ)、弁財天(べんざいてん)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男尊(はやたまおのみこと)、事解男尊(ことさかのおのみこと)
電話番号
098-863-3405
営業時間
-
標高
5m
社格
旧無格社
系列
琉球八社・熊野神社