蔵王刈田嶺神社(ざおうかったみねじんじゃ)

ご由緒
当社の創建は諸説あり、明確な部分には至っていない。宮城県神社庁によれば、元々、第二代天皇となる綏靖天皇(すいぜいてんのう)を祀ったことに始まるとされるが、何れにしても本格的に創建事由に関係する人物として、役小角が大和国(現在の奈良県)の吉野山から蔵王権現(ざおうごんげん)を現在の不忘山近辺に奉還して、周辺の奥羽山脈を修験道の修行の場とし、「蔵王山」と呼んだことに深く関わるとしている。このため、以前は、当社も「蔵王大権現」と呼ばれていたという。その後、何度かの改築/修繕が行われ、伊達氏の傘下に収まると、片倉小十郎が管理をし、仙台城の鬼門除けとして、重視されるようになったという。そして、明治の神仏分離令によって、「水分神社」と改称し、その後、現在の社名へと改称していったという。
住所
989-0912
宮城県刈田郡蔵王町大字遠刈田温泉仲町1
御祭神
天水分神(あめのみくまりのかみ)、国水分神(くにのみくまりのかみ)
電話番号
0224-34-2620
営業時間
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標高
40m
社格
郷社
系列
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