敢國神社(あえくにじんじゃ)

ご由緒
当地には秦氏(はたうじ:渡来系氏族)が居住しており、彼らは、少彦名命を祀っていた。そして、大彦命の子孫となる阿拝(あえ)氏は祖神として大彦命を祀っていた。当初は、当社南方にある現在の南宮山の山頂附近に祀られていたが、後に現在地の南宮山の山麓に移された。元の社殿の跡地には美濃国一宮・南宮大社より勧請された金山比咩命が祀られ、そのころより、この山が「南宮山」と呼ばれるようになった。貞元2年(977年)には、この金山比咩命を祀る社殿の前の神木に「敢國神社と一緒に祀れ」という意味の言葉が虫食いの痕として表われたことから、神意に従って金山比咩命を敢國神社に合祀したと伝えられる。
住所
518-0003
三重県伊賀市一之宮877
御祭神
大彦命(おおひこのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、金山比咩命(かなやまひめのみこと)
電話番号
0595-23-3061
営業時間
-
標高
168m
社格
式内大社・伊賀国一宮・国幣中社・別表神社
系列
-