伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)

ご由緒
古事記、日本書紀には、国生みに始まるすべての神功を果たされた伊弉諾大神が、御子神なる天照大御神に国家の統治の大業を委譲され、最初にお生みになられた淡路島の多賀の地に「幽宮」を構えて余生を過ごされたと記されている。その御住居跡に御陵(みささぎ)が営まれ、至貴の聖地として最古の神社が創始されたのが、当神宮の起源とされている。地元では「いっくさん」と別称され日少宮・淡路島神・多賀明神・津名明神と崇められている。本殿の位置は、明治時代に後背の御陵地を整地して移築されたもので、それ以前は、禁足の聖地であった。御陵を中心として神域の周囲に濠が巡らされたと伝えられ、正面の神池や背後の湿地はこの周濠の遺構といわれている。
住所
656-1521
兵庫県淡路市多賀740
御祭神
伊弉諾尊(いざなみのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)
電話番号
0799-80-5001
営業時間
社務所 8:30~17:00
標高
12m
社格
式内社(名神大)・淡路国一宮・官幣大社・別表神社
系列
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