穴師坐兵主神社(あなしにますひょうずじんじゃ)

ご由緒
社伝によれば、穴師坐兵主神社はもと纒向山の弓月ケ獄(ゆずきがだけ)の頂上近くに鎮座していた。纒向山は標高565m前後の二つの峰からなり、むかって右側が弓月ケ獄で、万葉集には柿本人麻呂がこの山を詠んだ歌が載っている。応仁の乱で社殿が焼失したため、穴師山の西麓の現在地にあった穴師大兵主(あなしおおひょうず)神社へ合祀された。また纒向坐若御魂(まきむくにいますわかみたま)神社は現在は由緒も鎮座地も忘れ去れているが、同じように穴師大兵主神社へ合祀された。そしていつの頃からか主客が逆転し、主殿を穴師兵主神社とし、穴師大兵主神社と纒向坐若御魂神社を相殿として奉斎し現在にいたっている。
住所
633-0071
奈良県桜井市穴師1065
御祭神
兵主神(ひょうずのかみ)、大兵主神(おおひょうずのかみ)、若御魂神(わかみたまのかみ)
電話番号
0744-42-6420 ‎
営業時間
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標高
156m
社格
式内社(名神大・大・小)・旧県社
系列
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