由比若宮(ゆいわかみや)

ご由緒
頼朝の先祖、源頼義が、子の源義家と「前九年の役」(1051~1062年)で奥州の豪族・安倍氏討伐にのぞみ、その際、源氏の氏神である京都の石清水八幡宮に戦勝祈願を行ったという。その後、勝利したお礼として、平定を果たした翌年、康平6年(1063年)、由比郷に京都・石清水八幡宮のご分霊を勧請し、祀ったことに始まる。治承4年(1180年)10月6日には源頼朝が安房から大軍を引き連れて鎌倉入りを果たした際も、源氏の守り神を祀った当社に最初に訪れているという。その後、同年10月21日に、源頼朝が当社を小林郷北山に遷座したのが、現在の鶴岡八幡宮であり、そのため、当社は、元鶴岡八幡宮・元八幡などとも呼ばれている。
住所
248-0013
神奈川県鎌倉市材木座1-7
御祭神
品陀和氣命(ほんだわけのみこと)、大帯比売命(おおたらしひめのみこと)、比売大神(ひめのおおかみ)
電話番号
0467-22-0315
営業時間
-
標高
5m
社格
-
系列
八幡宮