櫻田神社(さくらだじんじゃ)

ご由緒
武蔵国の奉行渋谷庄司重国が焼狩をしようとした前夜にその夢枕にご祭神のお使いの白狐が現れ、狩を行えば必ずや祟りがあるであろうと告げられる。重国はただちに狩りを中止し、源頼朝公にことの次第を報告したところ、同年11月霞山稲荷大明神として現在の霞ヶ関桜田門外に社を造り祭るよう命をくだした。その後、文治5年(1189年)秋、頼朝公は奥州平討奉賽の祭りを行い、神供料として三十貫の田地を寄進され、御神田と一般の田地との境界に桜の木を植えた。この桜が年毎咲き誇り、人々が御神田を「桜田」と讃え、付近住民もその住地を桜田村と称するようになった。尚、この桜は当社御遷座にあたり、内桜田(現、皇居吹上の庭)に移されたと伝えられる。そして、文明年間(1461~86年)当社の縁起を伝え聞き、太田道灌が再興し、寛永元(1624年)に現在のところに遷宮したと伝えられる。
住所
106-0031
東京都港区西麻布3-2-17
御祭神
豊宇迦能売大神(とようかのめのおおかみ)
電話番号
03-3405-0868
営業時間
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標高
30m
社格
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系列
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