筑土八幡神社(つくどはちまんじんじゃ)

ご由緒
当神社は嵯峨天皇の時代(809年~ 823年)に、付近に住んでいた信仰心の厚かった老人の夢に現われた八幡神のお告げにより祀ったことに始まるとされる。その後、慈覚大師が東国へ来た際に祠を立て(850年前後)、伝教大師の作と言われた阿弥陀如来像をそこに安置したという。その後、文明年間(1469年 - 1487年)に当地を支配していた上杉朝興によって社殿が建てられ、この地の鎮守とした。元和2年(1616年)には、それまで江戸城田安門付近にあった田安明神が筑土八幡神社の隣に移転し、津久戸明神社となり、その後、1945年に第二次世界大戦による戦災で全焼。明神社の方は千代田区九段北に移転し、築土神社として現在に至る。八幡神社の方は現在でも当地に鎮座している。
住所
162-0815
東京都新宿区筑土八幡町2-1
御祭神
品陀和氣命(ほんだわけのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)、帯中日子命(おきなかつひこのみこと)
電話番号
03-3260-2701
営業時間
-
標高
11m
社格
-
系列
八幡宮