柳森神社(やなぎもりじんじゃ)

ご由緒
室町時代、長禄2年(1458年)太田道灌公が江戸城の鬼門除けとして、多くの柳をこの地に植え、京都の伏見稲荷を勧請したことに由来する。万治2年(1659年)には神田川堀割の際に現在地に移り、また、柳の樹も堀の土手に移植され、江戸三森(烏森神社・柳森神社・椙森神社)の一つに数えられ、江戸の名所となった。境内の福寿社は「お狸さん」(「他抜き=他に抜きんでる」という意)と呼ばれ、五代将軍綱吉の生母桂昌院が江戸城内に創建したといわれる。かつては八百屋の娘から将軍の生母になった桂昌院にあやかりたいという女性たちに崇められた。当初は江戸城内に祀られていたが、後に旗本の瓦林邸内に移され、明治維新に際して柳森神社で祀られるようになった。
住所
101-0041
東京都千代田区神田須田町2-25-1
御祭神
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
電話番号
03-3251-6422
営業時間
-
標高
4m
社格
-
系列
稲荷神社