四社神社(よんしゃじんじゃ)

ご由緒
当地は昔、海水が押し寄せた島の一部であったといわれる。当時の人々は海岸を漸次開き田畑となし又塩田とし、海幸豊で平和な生活を営み、ここは筑前屈指の産塩地でありその品質も秀れていたという。この頃、四社宮は鎮座され記録に残るものでは慶安3年(1659年)、神殿一宇屋根葺き替えし、産子の繁栄を祈念している。元禄16年(1703年)、黒田藩主綱政は家臣大野貞勝に命じ 地区住民一人も使役せず、公財のみ用い大堤防を築造し、塩田三十町歩を開き塩浜地区を創立した。この時、大野貞勝は、当社に詣て塩土翁神を歓請、合祀し 製塩の発展を祈念した。嘉永6年(1853年)、再度の大堤防築造起工のとき安全祈願祭 四社神社を拝し盛大に執り行われたという。
住所
811-0203
福岡県福岡市東区塩浜1-37-16
御祭神
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、志賀三神(しかのさんしん):[上津綿津見神(うわつわたつみのかみ)、中津綿津見神(なかつわたつみのかみ)、底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)]、住吉三神(すみよしさんじん):[底筒之男命(そこつつのおのみこと)、中筒之男命(なかつつのおのみこと)、表筒之男命(うわつつのおのみこと)]、塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)
電話番号
-
営業時間
-
標高
5m
社格
村社
系列
-